児童発達支援とは?対象年齢や支援内容・利用方法をわかりやすく解説

児童発達支援とは?対象年齢や支援内容・利用方法をわかりやすく解説

はじめに

お子さまの発達について気になることがあり、児童発達支援について調べていると、

「児童発達支援ってどんなところ?」
「どんな子どもが利用できるの?」
「発達障害の診断がないと利用できない?」
「保育園や幼稚園に通いながら利用できる?」

と疑問を持つ保護者の方も多いのではないでしょうか。

児童発達支援は、主に未就学のお子さまを対象として、日常生活や社会生活に必要な力を身につけられるよう支援する福祉サービスです。

お子さまの苦手なことだけを見るのではなく、得意なことや好きなことを活かしながら、一人ひとりの発達に合わせた支援を行います。

この記事では、児童発達支援とはどのようなサービスなのか、対象となるお子さまや支援内容、利用方法についてわかりやすく解説します。


児童発達支援とは?

児童発達支援は、児童福祉法に基づく障害児通所支援の一つです。

主に未就学の障害のあるお子さまなどを対象に、日常生活や社会生活に必要な力を身につけるための支援を行います。

例えば、

  • 身の回りのことを自分でする
  • 身体を動かす
  • 言葉やコミュニケーションを身につける
  • 人との関わり方を学ぶ
  • 集団で活動する
  • 気持ちを伝える

など、お子さまの発達段階や特性に合わせた支援が行われます。


児童発達支援は何歳から利用できる?

児童発達支援は、主に小学校入学前の未就学児が対象となります。

ただし、単純に年齢だけで利用できるかどうかが決まるわけではありません。

実際に児童発達支援を利用するためには、お住まいの自治体へ申請し、通所受給者証の交付を受ける必要があります。

お子さまの発達について気になることがあり、利用できるかわからない場合は、まず自治体の窓口や相談支援事業所、児童発達支援事業所などへ相談してみましょう。


どんな子どもが児童発達支援を利用する?

児童発達支援を利用する理由は、お子さまによってさまざまです。

例えば、

  • 言葉がなかなか出てこない
  • コミュニケーションが苦手
  • 集団活動に入りにくい
  • 身体の動かし方が気になる
  • 落ち着いて活動することが難しい
  • 気持ちの切り替えが苦手
  • 身の回りのことにサポートが必要
  • 保育園や幼稚園で困ることがある

などがあります。

大切なのは、他のお子さまと比べてできる・できないだけで判断しないことです。

日常生活の中でお子さま本人やご家族が困っていることがある場合には、専門機関などへ相談することも選択肢の一つです。


発達障害の診断がなくても利用できる?

児童発達支援を検討している保護者の方から多いのが、

「診断がないと利用できないの?」

という疑問です。

児童発達支援は、必ずしも障害者手帳の有無だけで利用可否が決まるものではありません。

自治体がお子さまの状況などを確認し、支援が必要と認めた場合に利用につながることがあります。

そのため、

「まだ診断を受けていないから相談できない」

と考える必要はありません。

利用できるかどうかについては、お住まいの自治体へ確認しましょう。


児童発達支援ではどんなことをする?

児童発達支援の内容は事業所によって異なります。

例えば、

  • 運動
  • 絵や工作
  • 音楽
  • クッキング
  • 学習につながる活動
  • コミュニケーション活動
  • 集団遊び
  • 外出活動
  • 日常生活の練習

など、さまざまな活動があります。

一見すると遊んでいるように見える活動にも、発達を支援する目的が含まれていることがあります。


遊びも大切な支援の一つ

幼児期のお子さまにとって、遊びは大切な経験です。

例えば、ボール遊びでは身体の動かし方や順番を待つ経験につながります。

工作では手先を使ったり、完成まで取り組んだりする経験ができます。

クッキングでは、手順を理解する、人と協力する、道具を使う、新しい食材に触れるといった経験につながります。

楽しいからやってみたい。

できたからもう一度やってみたい。

こうした経験を積み重ねながら、お子さまの成長を支えていくことも児童発達支援の大切な役割です。


児童発達支援で行われる5領域の支援

児童発達支援では、お子さまを総合的に支援するため、主に5つの領域を踏まえて支援を考えていきます。


健康・生活

生活の基礎となる力を身につけるための支援です。

例えば、

  • 食事
  • 着替え
  • 排泄
  • 手洗い
  • 身の回りの整理
  • 生活リズム

などがあります。

お子さまの発達段階に合わせて、自分でできることを少しずつ増やしていきます。


運動・感覚

身体を動かしたり、さまざまな感覚を経験したりするための支援です。

例えば、

  • 走る
  • 跳ぶ
  • バランスを取る
  • ボールを使う
  • 手先を使う
  • 身体を使った遊び

などがあります。

一人ひとりの身体の使い方や感覚の特徴に合わせて活動していきます。


認知・行動

周囲の状況を理解し、行動につなげる力を育てていきます。

例えば、

  • 色や形を理解する
  • 数や大きさに触れる
  • 活動の順番を理解する
  • 見通しを持つ
  • 気持ちを切り替える
  • ルールを理解する

などがあります。


言語・コミュニケーション

自分の気持ちや考えを伝えたり、相手からの情報を受け取ったりする力を育てます。

例えば、

  • 自分の希望を伝える
  • 相手の話を聞く
  • あいさつをする
  • 困ったときに助けを求める
  • 言葉のやり取りを楽しむ

などがあります。

言葉だけではなく、お子さまに合った方法でコミュニケーションを支援していきます。


人間関係・社会性

他の人との関わりや集団生活につながる力を育てます。

例えば、

  • 順番を待つ
  • 一緒に遊ぶ
  • ルールのある遊びをする
  • 相手を意識する
  • 集団活動に参加する

などがあります。

お子さまが安心できる環境の中で、少しずつ人との関わりを経験していきます。


保育園や幼稚園に通いながら利用できる?

保育園や幼稚園などに通いながら児童発達支援を利用するケースもあります。

例えば、

保育園・幼稚園

児童発達支援

自宅

という形で利用する場合もあります。

ただし、利用できる曜日や時間、送迎の対応などは事業所によって異なります。

現在通っている園との生活とのバランスも考えながら、お子さまに無理のない利用方法を検討することが大切です。


児童発達支援と放課後等デイサービスの違い

児童発達支援と放課後等デイサービスは、どちらもお子さまの発達を支援する障害児通所支援です。

大きな違いの一つは、主な対象となる時期です。

児童発達支援は主に未就学のお子さま、放課後等デイサービスは主に学校に就学しているお子さまが対象となります。

そのため、

児童発達支援

小学校入学

放課後等デイサービス

と利用するサービスが変わる場合があります。

同じ事業所が児童発達支援と放課後等デイサービスの両方を提供しているケースもあります。


児童発達支援を利用するには?

児童発達支援を利用する場合は、自治体へ申請し、通所受給者証の交付を受ける必要があります。

一般的には、

相談

事業所を探す・見学する

受給者証の申請

受給者証の交付

事業所と契約

利用開始

という流れになります。

詳しい手続きや必要書類などは自治体によって異なる場合があるため、お住まいの自治体へ確認しましょう。

まだ受給者証を持っていない段階でも、事業所へ相談や見学ができる場合があります。


児童発達支援の料金は?

児童発達支援を受給者証で利用する場合、原則としてサービス費用の1割が利用者負担となり、世帯所得などに応じて月ごとの負担上限額が設定されています。

また、就学前の障害児の発達支援については、年齢など一定の条件を満たす場合に利用者負担が無償となる制度もあります。

一方で、

  • おやつ代
  • 教材費
  • 材料費
  • 昼食代
  • 外出活動費

などは実費負担になる場合があります。

具体的な料金については、自治体や利用する事業所へ確認しておきましょう。


児童発達支援を選ぶときに確認したいこと

児童発達支援は、事業所によって特徴が異なります。

選ぶ際には、

  • どのような支援を大切にしているか
  • どんな活動を行っているか
  • スタッフと子どもの関わり方
  • お子さまが安心して過ごせるか
  • 得意なことを伸ばせる環境か
  • 保護者への情報共有
  • 園などとの連携
  • 送迎の有無
  • 利用できる曜日や時間

などを確認してみましょう。

実際に見学して、お子さま本人の様子を見ることも大切です。


困りごとだけではなく得意なことにも目を向けよう

児童発達支援を探し始めるきっかけは、お子さまの苦手なことや困りごとである場合が多いかもしれません。

しかし、お子さまには一人ひとり得意なことや好きなこともあります。

例えば、

  • 身体を動かすことが好き
  • 絵を描くことが好き
  • 音楽が好き
  • 料理に興味がある
  • ブロックが得意
  • 人と話すことが好き

などです。

好きだから挑戦できる。

挑戦したらできた。

できたことで自信がつく。

その経験が、また新しい挑戦につながっていきます。

苦手なことだけを改善するのではなく、お子さまの得意や興味を伸ばせる環境かどうかも事業所選びでは大切です。


まとめ

児童発達支援は、主に未就学のお子さまを対象として、日常生活や社会生活に必要な力を身につけられるよう支援する福祉サービスです。

運動や遊び、創作活動、コミュニケーションなどさまざまな経験を通じて、お子さま一人ひとりの発達を支えていきます。

発達について気になることがあっても、

「この程度で相談していいのかな」

と迷う保護者の方もいるかもしれません。

利用できるかどうかを最初からご家庭だけで判断する必要はありません。

気になることや日常生活での困りごとがあれば、自治体や専門機関、児童発達支援事業所などへ相談してみましょう。


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みらいベースでは、お子さま一人ひとりの「得意」を伸ばす療育を大切にしています。

スポーツ・アート・造形・クッキング・スタディなど、多彩なアカデミー活動を通じて、お子さまが楽しみながらさまざまな経験に挑戦できる環境づくりを行っています。

児童発達支援についてまだよくわからない方や、利用方法、受給者証、料金、送迎、見学についてのご相談も受け付けています。

名古屋市で児童発達支援・放課後等デイサービスをお探しの方は、お気軽にお問い合わせください。

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