放課後等デイサービスとは?対象となる子どもや支援内容・利用方法をわかりやすく解説

放課後等デイサービスとは?対象となる子どもや支援内容・利用方法をわかりやすく解説

はじめに

放課後等デイサービスについて調べていると、

「そもそも放課後等デイサービスって何?」
「どんな子どもが利用するの?」
「学童とは何が違う?」
「どんなことをして過ごすの?」

と疑問を持つ保護者の方も多いのではないでしょうか。

放課後等デイサービスは、学校に通う障害のあるお子さまなどを対象に、放課後や学校休業日に必要な支援を行う福祉サービスです。

ただお子さまを預かる場所ではなく、一人ひとりの発達状況や特性に合わせた支援を行うことが大きな特徴です。

この記事では、放課後等デイサービスとはどのような場所なのか、対象となるお子さまや支援内容、利用方法などについてわかりやすく解説します。


放課後等デイサービスとは?

放課後等デイサービスは、児童福祉法に基づく障害児通所支援の一つです。

主に学校に通っている障害のあるお子さまなどが、授業終了後や学校休業日に利用します。

事業所では、お子さま一人ひとりの状況に合わせた支援計画を作成し、日常生活や社会生活に必要な力を身につけられるよう支援していきます。

利用する目的や必要となる支援は、お子さまによって異なります。

そのため、同じ放課後等デイサービスでも、事業所によって支援方針や活動内容にはさまざまな特徴があります。


放課後等デイサービスは何をするところ?

放課後等デイサービスでは、お子さまの発達や特性に合わせてさまざまな活動や支援を行います。

例えば、

  • 運動
  • 学習
  • 創作活動
  • コミュニケーション
  • ソーシャルスキルトレーニング
  • クッキング
  • 外出活動
  • 日常生活に必要な練習
  • 集団活動

などがあります。

大切なのは、単に活動を楽しむだけではなく、その経験をお子さまの成長につなげていくことです。

例えばクッキングであれば、料理を作ることだけが目的ではありません。

手順を確認する、人と協力する、道具を安全に使う、完成まで取り組むといったさまざまな経験につなげることができます。


放課後等デイサービスではどんな支援を受けられる?

放課後等デイサービスでは、お子さまの状況に応じて必要な支援を考えていきます。

支援を考える際には、主に5つの領域があります。


健康・生活

日常生活を送るために必要となる力を身につけるための支援です。

例えば、

  • 身の回りの整理
  • 着替え
  • 食事
  • 生活リズム
  • 持ち物の管理
  • 自分で準備する

などがあります。

お子さまの年齢や発達段階に合わせながら、自分でできることを少しずつ増やしていきます。


運動・感覚

身体の動かし方や感覚に関する支援です。

例えば、

  • バランス運動
  • ボール運動
  • 身体を使った遊び
  • 手先を使う活動
  • 感覚を取り入れた活動

などがあります。

運動が得意なお子さまだけを対象にするものではなく、それぞれの発達や特性に合わせて取り組んでいきます。


認知・行動

物事を理解したり、状況に合わせて行動したりするための力を育てていきます。

例えば、

  • 時間を意識する
  • 活動の順番を理解する
  • 見通しを持って行動する
  • 気持ちを切り替える
  • ルールを理解する

などがあります。

視覚的なスケジュールを使うなど、お子さまが理解しやすい方法を取り入れる場合もあります。


言語・コミュニケーション

自分の気持ちや考えを伝えたり、相手の話を理解したりするための支援です。

例えば、

  • 自分の気持ちを伝える
  • 相手の話を聞く
  • 質問に答える
  • 困ったときに助けを求める
  • 場面に合った伝え方を学ぶ

などがあります。

言葉だけではなく、お子さまに合ったコミュニケーション方法を考えていくことも大切です。


人間関係・社会性

人との関わりや集団生活に必要となる力を育てる支援です。

例えば、

  • 順番を待つ
  • 友だちと一緒に活動する
  • ルールを守る
  • 相手の気持ちを考える
  • 適切な距離感を学ぶ
  • 集団活動に参加する

などがあります。

実際に他のお子さまと過ごす経験を通して、少しずつ社会生活に必要な力を身につけていきます。


放課後等デイサービスの対象となる子どもは?

放課後等デイサービスは、原則として学校に就学している障害のあるお子さまが対象となります。

一般的には、小学生から高校生までのお子さまが利用しています。

ただし、障害者手帳を持っていることだけが利用条件というわけではありません。

お子さまの状況などによって利用できる場合もあるため、利用できるか分からない場合は自治体や相談支援事業所、利用を検討している事業所などへ相談してみましょう。

実際にサービスを利用するためには、自治体から受給者証の交付を受ける必要があります。


発達障害の診断がなくても利用できる?

放課後等デイサービスについて調べている保護者の方から多い疑問の一つが、診断が必要なのかということです。

必ずしも障害者手帳の有無だけで利用可否が決まるものではなく、自治体が支援の必要性を確認したうえで利用につながる場合があります。

そのため、

「診断を受けていないから利用できない」

と自己判断する必要はありません。

発達や学校生活について困りごとがあり、放課後等デイサービスの利用を検討している場合は、まず自治体などへ相談してみることをおすすめします。


学童と放課後等デイサービスは何が違う?

放課後等デイサービスと学童は、学校が終わったあとに子どもが過ごす場所という点では似ています。

しかし、その目的には違いがあります。

学童は、保護者が仕事などで昼間家庭にいない小学生などに対して、放課後に適切な遊びや生活の場を提供することを目的としています。

一方、放課後等デイサービスは、支援を必要とするお子さまに対して、発達や特性に応じた支援を行う障害児通所支援です。

放課後の居場所というだけではなく、お子さまの成長や生活上の課題に合わせて支援していくことが大きな違いです。


児童発達支援との違いは?

児童発達支援と放課後等デイサービスは、どちらも障害のあるお子さまなどを支援するサービスです。

大きな違いは、主な対象となる時期です。

児童発達支援は主に未就学のお子さま、放課後等デイサービスは主に学校に就学しているお子さまが対象となります。

そのため、未就学の時期に児童発達支援を利用し、小学校入学後に放課後等デイサービスへ移行するケースもあります。

児童発達支援と放課後等デイサービスの両方を提供している事業所もあります。


放課後等デイサービスはいつ利用する?

放課後等デイサービスは、主に学校が終わったあとの時間に利用します。

例えば、

学校終了

事業所へ移動

活動・支援

帰宅

という流れです。

事業所によっては学校までスタッフがお迎えに行き、利用後に自宅まで送迎する場合もあります。

また、土曜日や夏休み、冬休み、春休みなどの学校休業日に利用できる事業所もあります。

利用できる曜日や時間、送迎範囲などは事業所によって異なるため、見学時に確認しておきましょう。


放課後等デイサービスを利用するには?

利用を検討している場合、まず自治体の担当窓口や相談支援事業所などへ相談します。

一般的には、

相談

利用する事業所を探す・見学する

受給者証の申請

受給者証の交付

事業所と契約

利用開始

といった流れで進みます。

地域や状況によって手続きが異なる場合があるため、詳しい流れについてはお住まいの自治体へ確認しましょう。

まだ受給者証を持っていなくても、事業所の見学や相談ができる場合があります。


放課後等デイサービスの料金は?

放課後等デイサービスは、一般的な習い事とは料金の仕組みが異なります。

受給者証を利用してサービスを受ける場合、原則としてサービス費用の1割が利用者負担となり、世帯所得などに応じた月ごとの負担上限額が設けられています。

そのため、利用回数が増えれば必ず同じ割合で毎月の支払額が増え続けるというわけではありません。

一方で、

  • おやつ代
  • 教材費
  • クッキングの材料費
  • 外出活動費
  • 昼食代

などが実費として必要になる場合があります。

料金や実費負担は事業所によって異なるため、利用前に確認しましょう。


放課後等デイサービスはどうやって選ぶ?

放課後等デイサービスは、どの事業所でも同じ支援をしているわけではありません。

事業所を選ぶときは、

  • 支援方針
  • 活動内容
  • スタッフの関わり方
  • お子さまとの相性
  • 施設の環境
  • 送迎
  • 利用できる曜日
  • 保護者との連携
  • 安全管理

などを確認してみましょう。

ホームページだけで判断せず、実際に見学して事業所の雰囲気を見ることもおすすめです。


子どもの得意なことにも目を向けてみよう

放課後等デイサービスを探すとき、どうしてもお子さまの苦手なことや困っていることに目が向きやすくなります。

もちろん困りごとへの支援は大切です。

一方で、

  • 身体を動かすことが好き
  • 絵を描くことが好き
  • 料理に興味がある
  • 工作が得意
  • 数字が好き
  • 人に優しくできる

など、お子さまが持っている得意なことや好きなことも大切な個性です。

好きな活動だから挑戦できる。

できた経験から自信がつく。

その自信が別のことへの挑戦につながる。

こうした経験を積み重ねられる環境かどうかも、放課後等デイサービスを選ぶときの大切な視点です。


まとめ

放課後等デイサービスは、学校に通う障害のあるお子さまなどを対象に、放課後や学校休業日に必要な支援を行う福祉サービスです。

単に放課後を過ごす場所ではなく、一人ひとりの発達状況や特性、得意なことや困りごとに合わせながら成長を支援していきます。

事業所によって支援方針や活動内容は大きく異なります。

利用を検討するときは、ホームページだけでなく実際に見学し、お子さまが安心して楽しく通えそうな場所か確認してみましょう。


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みらいベースでは、お子さま一人ひとりの「得意」を伸ばす療育を大切にしています。

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放課後等デイサービスについてまだよく分からない方や、受給者証、料金、送迎、見学、利用方法について知りたい方からのご相談も受け付けています。

名古屋市で児童発達支援・放課後等デイサービスをお探しの方は、お気軽にお問い合わせください。

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