はじめに
放課後等デイサービスの利用を検討するとき、
「何歳から利用できるの?」
「小学校に入る前でも通える?」
「高校生まで利用できる?」
「18歳になったらどうなる?」
といった疑問を持つ保護者の方も多いのではないでしょうか。
放課後等デイサービスは、基本的に学校に通っている就学児童を対象とした福祉サービスです。
一方で、未就学のお子さまを対象とする児童発達支援というサービスもあります。
この記事では、放課後等デイサービスの対象年齢や利用できる期間、児童発達支援との違いなどについてわかりやすく解説します。
放課後等デイサービスは何歳から利用できる?
放課後等デイサービスは、原則として学校に就学している障害のあるお子さまが利用するサービスです。
そのため、一般的には小学校に入学する6歳頃から利用するケースが多くなります。
対象となるのは、
- 小学生
- 中学生
- 高校生
などの就学児童です。
ただし、年齢だけで利用できるかどうかが決まるわけではありません。
実際に利用するためには、お住まいの自治体から受給者証の交付を受ける必要があります。
何歳まで利用できる?
放課後等デイサービスは、原則として18歳まで利用できます。
小学校から利用を始め、その後も必要に応じて中学校、高校まで継続して利用するお子さまもいます。
ただし、利用できる期間や支給量などについては、お子さまの状況や自治体の判断によって異なります。
現在利用している場合でも、受給者証の更新などが必要になるため、継続して利用したい場合は早めに確認しておきましょう。
18歳を過ぎても利用できる場合はある?
一定の条件を満たす場合には、18歳を過ぎても放課後等デイサービスを利用できることがあります。
ただし、すべてのお子さまが自動的に延長できるわけではありません。
お子さまの状況や支援の必要性などを踏まえて判断されます。
18歳以降も支援が必要な場合は、利用している事業所や自治体へ早めに相談しておくことをおすすめします。
小学校入学前は利用できない?
小学校入学前のお子さまの場合、基本的には放課後等デイサービスではなく児童発達支援を利用します。
児童発達支援は、主に未就学のお子さまを対象とした障害児通所支援です。
例えば、
- 言葉の発達が気になる
- 集団生活が苦手
- コミュニケーションに不安がある
- 身体の動かし方が気になる
- 身の回りのことを練習したい
など、お子さまの発達や生活について気になることがある場合に利用を検討できます。
放課後等デイサービスと同じように、お子さま一人ひとりに合わせた支援が行われます。
児童発達支援と放課後等デイサービスの違い
児童発達支援と放課後等デイサービスは、どちらもお子さまの発達や生活を支援する福祉サービスです。
大きな違いの一つが対象となる時期です。
児童発達支援は主に未就学のお子さま、放課後等デイサービスは主に就学後のお子さまが対象になります。
そのため、
未就学の時期は児童発達支援を利用し、小学校入学後に放課後等デイサービスへ移行する
というケースもあります。
同じ事業所で児童発達支援と放課後等デイサービスの両方を提供している場合もあります。
小学校低学年ではどんな支援を受けられる?
小学校に入学すると、保育園や幼稚園の頃とは生活環境が大きく変化します。
例えば、
- 授業中に座って過ごす
- 時間割に沿って行動する
- 自分で持ち物を管理する
- 友だちとの関係をつくる
- 宿題に取り組む
など、新しく求められることが増えていきます。
放課後等デイサービスでは、遊びや活動を通して、学校生活や日常生活で必要となる力を身につけられるよう支援していきます。
小学校高学年ではどんな支援を受けられる?
小学校高学年になると、学習内容だけでなく友人関係やコミュニケーションも複雑になっていきます。
そのため、
- コミュニケーション
- 集団活動
- 気持ちの整理
- 自分の考えを伝える
- 学習習慣
- 身の回りのことを自分でする
などの支援が行われることがあります。
お子さまの成長に合わせて、必要となる支援内容も変化していきます。
中学生・高校生でも利用できる?
放課後等デイサービスは、中学生や高校生でも利用できます。
年齢が上がるにつれて、将来の生活を意識した支援が重要になってきます。
例えば、
- 自分で予定を管理する
- 人との適切な距離感を学ぶ
- コミュニケーション力を身につける
- 社会生活に必要なルールを学ぶ
- 自分の得意・不得意を理解する
- 将来について考える
などです。
ただし、事業所によって対象としている年齢層は異なります。
小学生を中心としている事業所もあれば、中高生まで幅広く受け入れている事業所もあるため、事前に確認しましょう。
年齢だけで事業所を選ばないことも大切
対象年齢に入っているからといって、すべての放課後等デイサービスがお子さまに合うとは限りません。
同じ放課後等デイサービスでも、事業所によって支援内容や特徴は大きく異なります。
例えば、
- 運動を中心とした事業所
- 学習支援を行う事業所
- SSTなどを取り入れている事業所
- 創作活動を行う事業所
- 少人数で活動する事業所
などがあります。
お子さまの年齢だけでなく、現在困っていることや得意なこと、興味のあることなども踏まえて選ぶことが大切です。
学年が上がっても同じ事業所を利用できる?
事業所の対象年齢や受け入れ状況によっては、学年が上がっても継続して利用できます。
長く同じ事業所を利用することで、スタッフがお子さまの成長や特性を継続して把握できるというメリットもあります。
一方で、成長するにつれて必要な支援が変わることもあります。
そのため、
- 現在の支援内容が合っているか
- お子さま本人が楽しく通えているか
- 今後身につけたい力は何か
- 年齢に合った活動ができているか
などを定期的に確認することも大切です。
利用できるか迷ったらまず相談してみよう
放課後等デイサービスを利用できるかどうかわからない場合は、最初からすべての制度を理解しておく必要はありません。
まずは、
- お住まいの自治体
- 相談支援事業所
- 利用を検討している放課後等デイサービス
などへ相談してみましょう。
まだ受給者証を持っていない場合でも、事業所へ見学や相談ができる場合があります。
お子さまの年齢や現在の状況を伝え、どのようなサービスを利用できる可能性があるのか確認してみることをおすすめします。
見学時に確認したいポイント
放課後等デイサービスを見学するときは、対象年齢だけでなく実際に通っているお子さまの年齢層についても確認してみましょう。
確認したいポイントは、
- 何歳から何歳まで利用しているか
- 同年代のお子さまがいるか
- 年齢ごとに活動内容が違うか
- 中学生や高校生になっても継続できるか
- お子さまに合った支援が受けられるか
- 学年が上がったときの支援内容
などです。
実際の活動を見学すると、お子さまが通う姿をイメージしやすくなります。
まとめ
放課後等デイサービスは、原則として学校に就学しているお子さまが利用できる福祉サービスです。
一般的には小学校入学頃から18歳までが対象となり、必要に応じて小学生、中学生、高校生まで継続して利用できます。
未就学のお子さまの場合は、児童発達支援の利用を検討することになります。
ただし、対象年齢や受け入れている学年、支援内容は事業所によって異なります。
年齢だけで判断するのではなく、お子さまの困りごとや得意なこと、将来身につけたい力などを踏まえて、お子さまに合った事業所を探してみましょう。
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児童発達支援から放課後等デイサービスまで、お子さまの年齢や発達段階に合わせた利用についてのご相談も受け付けています。
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